自己紹介

青雲の志をいだいて(古いやつだとお思いでしょうが・・・)、国立マドリード大学(現コンプルテンセ)に留学してから、40年あまりの時が流れました。
月並みですが「光陰矢の如し」です。
自由奔放に生き、すでに人生の最終章が視野に入り始めたとき、友人にブログを勧められました。

私がスペインにやってきた当時は、現在のような通信手段や交通手段もなく、外国に行くことは洋行と言い、水杯を交わして出発したものです。
やっと海外への渡航が自由化されたとは言え、外貨は、どれだけ滞在が長くとも500ドルと2万円が持ち出しの限度額でした。
ただ、この2万円というのは、帰国時に即入用ということでの予備金であり、外国で自由に使えるという性格のものではなかったし、使おうにも、スペインも含め、ヨーロッパで日本円を両替してくれるようなところはありませんでした。
例外として、留学先の大学の入学許可書があれば、1日10ドル計算で申請ができましたが、私はスペイン政府から学費免除の特待を受けていたので、さほどの不自由は感じませんでした。

こんな時代ですから、日本の若人が海外で暮らすということ自体が超日常的であり、その一挙手一投足が注目されました。
いわゆる、OO事情という形ですが、その日常生活を日刊紙や週刊誌、月刊誌に寄稿する機会が多くなり、少なからず物を書くということの下地が作れ、後には数冊の本の出版や、スペインをはじめとする世界各地の紀行文を発表することに繋がっています。

最初の出版が、「マヤ文明の謎」(大陸書房)という、スペインとは直接関係のないテーマだったのは、自分でもびっくりしています。

2冊目は、「ドン・キホーテの国から」(教育社)で、スペイン人の長短合わせた気質を中心に書きました。
この本対しては、読売新聞、毎日新聞をはじめ、10社を超える紙・誌から、著者の真意を完全に代弁する、非常に的確で好意的な書評を頂きました。
反面、短所の部分だけとりあげ、スペイン人の悪口ばかり言っている、という批判も多くありました。
幸い、この本は「日本図書館協会」の推奨図書に指定されたり、「日本点字協会」から、点字翻訳もされています。

次は「スペイン人と日本人」(読売新聞社)で、これは真っ向から両国民の比較をしたものです。
計らずも、多くのメディアで取り上げられ、好意的な書評を頂戴し、望外の喜びともいえる「第14回日本文芸大賞」(部門)を受賞しました。

最後の出版は、「すぺいん風の光る村100選」(セイケル社)です。
日本人はおろか、スペインの識者ですら50ヶ村も知らないという、特徴的で美しい小さな村々をフォトエッセイ風に紹介しました。
この本の反響は大きく、日本、スペインのメディアでも大々的に取り上げられ、両国のTVにも出演しました。
今でも、拙著の影響で、日本人のお客さんが多く訪れてくれているので、村に日本語の案内板を設置したという、新聞の記事などを見ると、本当に嬉しく思います。
苦労が報われたというか、過日、スペイン政府から「観光推奨図書」という名誉称号を頂戴しました。
日本でも、スペイン関連の著作は数多くありますが、日本語で出版されたものに対して授与されたのは初めてのことで、大変名誉なことと思っています。
何しろ、スペイン人の選定委員には日本語が分かりませんので、受賞の裏には、在日本スペイン大使館、在京スペイン政府観光局等の強力なご推薦があったものと推測しています。

今は、一線を退き顧問としての立場ですが、長年にわたり身を置いてきた旅行業界のこと、大学から続くスペイン美術の話、スペイン政府公認のジャーナリストとしての目で見る諸々の事柄、大好きな旅の思いを綴っていきます。

筆者ブログ:
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